日本語入力方法
今回の記事は(も)つまらないです。きっと。
私は、日本語入力(IM)にSKKというのソフトウェアを使っています。
他のIM(Google日本語入力、ATOK、MS-IME)と比べると以下のような特徴があります。
- 変換ミスが少なくなる
- Emacsというエディターで使い易い
1に関してですが、SKKは形態素解析(日本語を単語や名詞やらに分ける手法)を行なず、
自分で漢字と送り仮名の境界を指定するので変換効率がいいという特徴があります。
たとえば、「寒暖の差が花に彩を与える」という文章ですが、SKKでは、
「Kandan noSa gaHana niIrodori woAtaEru」と入力します。
MS-IMEなどでは、
「kandannosagahananiirodoriwoataeru [ENTER]」ですね。
この文はMS-IMEなどでは、
「寒暖の佐賀は何色鳥を与える」などと変換されてしまう場合があります。
形態素解析に失敗しているのです。
意味が通じないと思うので解説
SKKでは漢字にしたい部分最初を大文字のアルファベットで入力します。
「寒暖」という単語や、「花」という単語などは送り仮名がないので、漢字の終わりをスペースで区切ります。
反対に「与える」などの単語は、送り仮名があります。「Ata」の部分が漢字で「E」の部分が送り仮名です。
このように漢字の変換を指示するので変換効率がいいのです。
ちなみにおおもじをいれないとすべてひらがなになります。このように。
2に関してですが、元々UNIXのEmacsというエディター向けに作られたのでEmacsと相性がいいのはあたりまえな感じですね。
興味を持った方、Linuxならuim-skkをインストール MacOSXならAquaSKKをインストールしてくださいね。
WindowsもSKKIMEというのがありますが面倒くさいのでちょっと試すくらいならお勧めできません。
もっと詳しくはWikipediaにて(えたーなった)